【評判】DAIZ社とは?食品開発9年の大豆ミート研究家がレビュー
大豆ミート界隈で要注目の「DAIZ社」を使った製品が増えています!
「味の素」や「丸紅」、「ニチレイ」などの大企業が出資を始めた「DAIZ社」ですが、
正直あまりよく知らない人もいるのではないでしょうか?
まずは、クリックして頂きありがとうございます。
今回はDAIZ社の大豆ミートを使った商品を徹底レビューしました。
- ハンバーガー
- 餃子
- メンツカツ
などなど、幅広く使用されています。
幅広くレビューしましたので。ぜひ最後までお読みください。
DAIZ社とは→日本で初めて発芽大豆ミートを作ったベンチャー企業
DAIZ社とは日本で初めて発芽大豆を使った大豆ミートの食品ベンチャーです。
東洋経済の「すごいベンチャー厳選7社」に選ばれるほどで、2021年現在、最も注目される食品ベンチャーと言っても過言ではありません。
今回は、さくっとその秘密を以下の3項目でまるっと解説します。
- 事業内容
- 発芽大豆のおいしさ技術
- 商品内容
順番にサクサク紹介します。
事業内容
- 大豆ミートの開発/生産/販売
- 植物2次代謝物質の開発
特に大豆ミートに発芽大豆を使う発想は大注目です!
なぜなら、大豆ミートは脱脂大豆という油の絞り粕から作っているものがほとんどだから。
絞り粕だと油脂のうま味成分などが除去されてしまい、たんぱく源のみになってしまい美味しくありません。
しかし、発芽大豆を使うことで生育時に適度なストレスを与え、大豆のうま味成分を強化する製法を発明しました。
引用元:DAIZ社の公式ホームページより
なんとうま味成分グルタミン酸は濃度は牛肉の約3倍です!
発芽大豆のおいしさ技術
大豆ミートの美味しくない課題のひとつに「食感」があります。
大豆ではリアル肉のような弾力を出すのが難しく、べっちゃりすることが多いからです。
しかし、DAIZ社の植物肉は発芽大豆に圧力をかけて練り込むことでお肉の筋繊維を再現しています。
引用元:DAIZ社の公式ホームページより
商品内容
現在は市販されている製品はないですが、DAIZ社の大豆ミート素材が採用された製品が増えて続けています!
ハンバーガーチェーンから食品メーカー、コンビニなど幅広いのです。
具体例は以下のとおり。
- フレッシュネスバーガー
- A&W(エンダー)
- ナチュラルローソンのトルティーヤ
- ニチレイの大豆ミートハンバーグ
- SOYCLE(市販の大豆ミート)
- デイリーヤマザキの大豆ミートハンバーグサンド
さらに、業務用製品として4品が発売されたので外食メニューに採用されるとさらに広がるかもしれませんね。
DAIZの口コミ評判はいかに?→口コミ3選を紹介!
DAIZ社の口コミをネット上で調べると以下の感じでした。
- 大豆ミートといえばDAIZさんが好き
- 「味の素」「丸紅」「ENEOS」が出資
- 投資家からのコメント多い
といった感じで、商品レビューは少ないですが注目度の高さがうかがえました。
というわけで、本記事ではDAIZ社の植物肉を使った製品をレビューします!
食品分野以外の大企業からも大注目されていて、小泉環境大臣も大豆ミートはビジネスチャンスだと言っています。
DAIZの発芽大豆ミートを使った商品レビュー6選
というわけで、早速以下の6製品をレビューしました。
詳細は記事にしているので、気になる製品はぜひご参考ください。
- フレッシュネスバーガー
- A&W(エンダー)
- SOYCLE(ソイクル)の大豆ミート
- ライフの発芽大豆から作ったお肉
- デイリーヤマザキの大豆ミートサンド
- ニチレイの大豆ミートのハンバーグ
順番にサクサク紹介します。
1.フレッシュネスバーガー:ザ・グッドバーガー
フレッシュネスバーガーのパティにはDAIZの大豆ミートが採用されました。
見た目は確かに大豆っぽく色も薄めですが、弾力がありリアル肉の食感をうまく再現できています。
アボカドとテリヤキの2種がありますが、断然テリヤキの方が肉感があって食べ応えありです。
詳細は以下記事でレビューしています。
2.A&W(エンダー):ザ・ゼンバーガー
A&W(エンダー)は沖縄限定のバーガーチェーンです。
沖縄はアメリカの文化が入っているこどあり、バーガー屋さんは多いですが、A&Wは最も有名なチェーン店のひとつ。
関東圏だと中々食べられないですが、沖縄っぽいあっさりした味付けにソイパティがうまく調和された味わいでした。
以下記事で、詳細レビューしていますので、沖縄行く予定がある方はどうぞ。
3.ソイクル:市販の大豆ミート
ソイクルは2021年7月ごろから発売されたDAIZ社の大豆ミートを楽しめる市販品です。
DAIZの発芽大豆の美味しさが1番わかる大豆ミートで、株式会社上向きという食品ベンチャーが販売しています。
ハンバーグにしたときに、発芽大豆の美味しさが1番感じることができ、特にその食感の良さは目に見張るものがありました。
>>高タンパク・低脂質のヘルシーフード「ソイクル」はこちら
今まで食べた、乾燥タイプの大豆ミートの中では最も美味しかったのでぜひ詳細レビューご覧下さい。
4.ライフ:発芽大豆から作ったお肉シリーズ
食品スーパーライフでは、DAIZ社の大豆ミートを使った自社製品を開発しています。
関東圏限定ですがギョーザ、春巻き、メンチカツなどの提供がスタート。
いずれも、焼くだけ、揚げるだけの簡単調理タイプです。
見た目や食感も至って普通の餃子ですが、あっさりしていて何個でも食べたくなります!
春巻きやメンチカツも美味しくいただけました!
メンチカツはリアル肉感がハンパないです!
ゴロゴロした大豆ミンチが入っていて食べごたえがあり、大豆臭さも全くありません。
大豆ミートで失敗した人にもぜひ食べて頂きたい逸品です!
5.デイリーヤマザキ:大豆ミートハンバーグのサンドイッチ
デイリーヤマザキの定番サンドイッチにもDAIZ社が採用されました。
弾力のある大豆ミートで、食べごたえがあるので美味しく食べることができます。
大豆ミートがぎっしりでボリュームありです!
6.ニチレイ:大豆ミートのハンバーグ【New】
ラストはDAIZ社に出資しているニチレイの大豆ミートハンバーグです。
たまたまAmazonフレッシュで購入することができました!
原材料は以下のとおりです。
完全プラントベースではなく、動物性素材だと卵が入っています。
ハンバーグ1個70gでタンパク質は約9gほどです。
ソースは少なめで断面からも肉肉しい感じが伝わってきます。
大豆臭さはなく、ミンチっぽい食感が肉っぽい!
大豆ミートと玉ねぎ、ミルポワやにんにく、トマトペーストを練り込むことで、
リアルハンバーグっぽい味に仕上がっています。
とはいえ、ハンバーグはゼロミートの方が一歩上かなと思ったりしています!
卵を使わずに同等レベルのおいしさを再現しているので、技術的には上回るかなと。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ:DAIZは大豆ミートのカテゴリーリーダーになれる!
今回は大豆ミート界隈で大注目のDAIZ社について解説しました。
- 他社にはない発芽大豆の技術
- 多くの大豆ミート製品に採用
- 弾力のある食感とうま味
が特徴の大豆ミートでした。
今後は世界進出も見据えている会社なので、要注目の食品ベンチャー企業です。
ぜひ食べてみてくださいね。
大豆ミートラボでは、大豆ミートに限らずサステナブルな食生活に関連した食品サービスを幅広く発信しています。
最近ではプラントベースエッグ「ほぼたま」をレビューしました。
今回は以上となります!