2022年|プラントベース赤丸vs白丸!業界歴10年目のプロが本音レビュー
2022年新年から、プラントベースの赤丸、白丸が登場しました!
昨年は赤丸のみでしたが、2022年は白丸も追加、プラントベースの潮流が一風堂にも。
今回は限定4店舗のひとつ、恵比寿店でプラントベース白丸を実食したので紹介します。
プラントベース赤丸vs白丸どっちがウマい?忖度なしの本音レビュー
2022年から、一風堂の限定4店舗でプラントベース赤丸、白丸が登場しました。
限定4店舗は以下のとおり。
さっそく恵比寿店で新年一発目のプラントベース食を楽しむことに…。
期間限定ということで、気になる方、お近くに住んでいる方はぜひ行ってみましょう!
というわけで、プラントベース白丸、赤丸のスペック詳細は以下のとおりです。
イメージ | 白丸 | 赤丸 |
価格(税込み) | ¥1,100 | ¥1,100 |
キャッチコピー | 香り高いシルキーさを植物性で再現! | コクと味わいの深さは赤丸そのもの! |
特徴 | トリュフオイルを使用し、シンプルでも飽きのこない味。 | コク深い豆乳スープに、香油で味の深みを。さらに辛味噌でアクセント。 |
おすすめ度 | (5.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
総評 | きのこの力強いスープは病みつきに。 上品ながらプラントベースの良さが出た一杯。 | 赤丸ならではの赤味噌と香味油の存在感あり。 が、個人的には白丸の方がおいしい。 |
2021年は赤丸のみでしたが、白丸も新たに加わっています!
というわけで、白丸、赤丸を両方オーダーしました!
まずは、白丸から!
炙りベジチャーシューはひよこ豆など3種類の豆や大豆ミート、高野豆腐、れんこんが練り込まれています!
チャーシューが進化し、濃口醤油とガーリックオイル、オリーブオイルを塗ってから表面を炙っているようです。
チャーシューの肉質は去年より改善されています!
炙り感がうまし!
プラントベースとんこつのスープはもちろん全て植物性。
ポルチーニ茸や昆布だしをとり、コク深い豆乳が入っています。
スープがうますぎる!!!
きのこのうま味が素晴らしく、豆乳のクリーミー感とうまく調和されています。
赤丸は、辛味噌やマー油っぽい香味油の力強さに驚きです。
麺は全粒粉を使用し、卵白を使わずに仕上げています。
うーん、麺は一風堂ならでは感がないので、少し残念…。
やはり、一風堂の麺は極細、カタめ系が好みです…
とはいえ、プラントベースでいつものの食感と味に仕上げるにはまだまだ難しい。
しかし、きのこはオイルだけでなくそのモノがおいしい!
きのこは3種、しめじ、舞茸、きくらげをガーリックオイルとオリーブオイルで炒めてトッピングされています。
赤丸も同じくきのこたっぷりです!
赤丸は赤味噌のアクセントがおいしさのポイント。
その他、スープ以外は白丸同様のスペックですね!
実際に比較した結果、プラントベースは白丸に軍配が上がりました。
スープが上品ながら、きのこのインパクトあるうま味、香りがプラントベースならではのおいしさを表現しています。
お土産にインスタントタイプもゲットしたので、家でも比較してみます!
プラントベース白丸赤丸のインスタント麺をレビュー
というわけで、一風堂のプラントベース白丸赤丸を作ってみました。
チャーシューはソミートを使って、ボリューム満点でした!
白丸は赤味噌と香味油なしで仕上げます。
作り方は以下のとおりです。
スープは白丸はクリーミー感が強く、赤丸は辛味噌の辛さが病みつきに!
家でおいしいプラントベースラーメンが食べられるのはほんと幸せ!
パッケージの裏にも「ありがとう!」の文字が!
一箱¥1,000程度ですが、お店レベルの味を再現できます。
気になる原材料は以下のとおりです。
原材料名:麺(小麦粉(国内製造)、食塩/かんすい)、スープ(なたね油(国内製造)、食塩、砂糖、たん白加水分解物、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、ねりごま、にんにくペースト、香味食用油、野菜エキス、たまねぎ粉末、こしょう粉末、生姜粉末/調味料(アミノ酸等)、乳化剤、加工でんぷん、カラメル色素、増粘剤(グァーガム)、香料)、辛味噌(精製アミノ酸液(植物性たん白質、食塩)(国内製造)、糖類(砂糖、砂糖水飴混合異性化液糖)、唐辛子、しょうゆ、発酵調味料、豆板醤、ヤンニンジャン(大豆・小麦・ごまを含む)、おろしにんにく、食塩、おろししょうが、昆布茶、胡椒、みりん、酵母エキス/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤(加工デンプン)、カラメル色素、酸味料、甘味料(ステビア))、香油(食用植物油脂(大豆を含む)(国内製造)、ガーリック、オニオン、食用精製加工油脂/酸化防止剤(V.E))
栄養成分は以下のとおりで、赤丸は辛味噌と香油ありバージョンです。
イメージ | 白丸 | 赤丸 |
内容量 | 麺75g、スープ45g | 麺75g、スープ45g、辛味噌7g、香油5g |
熱量 | 429kcal | 483kcal |
たんぱく質 | 9.9g | 10.7g |
脂質 | 16.4g | 21.0g |
炭水化物 | 60.5g | 62.8g |
食塩相当量 | 5.5g | 6.1g |
プラントベース赤丸の口コミ3選
ということで、世間の口コミもみてみましょう!
一風堂のプラントベースはかなり反響がありそう!
一風堂のこだわりと本気を感じる味わい
一風堂プラントベース赤丸、食べられました〜♪ スープと麺、本当によくできてるなと感動。豆乳ベースとは思えないぐらい豚骨感あり、麺は全粒粉でつぶつぶ食感。チャーシューは少し炙りはんぺんっぽくもあり、柔らかい。世界でも勝負できそうで、一風堂さんのこだわりと本気を感じる一杯でした。 pic.twitter.com/hUOhzdqVOQ
— ごっしー@食×環境で起業準備中 (@ShogoTsukagoshi) December 5, 2021
スープと麺のおいしさに感動しているツイート。
確かに、ラーメンのベースになるスープは一風堂の本気度が問われますよね。
植物性だけで作っていることに驚きです!
ラーメンなんて動物性が当たり前と思ってたけど…
ラーメンの出汁みたいな濃い味は動物性からじゃないと作れないのかなと思ってたら。一風堂のプラントベース赤丸美味しい。定番化したら嬉しい❣️ pic.twitter.com/poZUDmP1gU
— 花野子 | 食いしん坊カメラマン (@kanokoyasuoka) February 3, 2021
ラーメンのスープって豚骨をはじめ、鶏ガラ、牛テール、煮干しなど動物性がマストです。
スープを植物性だけで美味しく、濃厚に仕上げる技術に脱帽します。
美味しすぎる!
もなみんと期間限定の一風堂のプラントベース赤丸食べてきたよ〜前に一回だけ食べたことあったんだけど、やっぱり美味しすぎた〜こってりラーメンしあわせでした pic.twitter.com/fgigv1OnuA
— 花音うらら (@kanon_ura2_life) December 5, 2021
前に食べて、リピートしたけど美味しすぎるツイート。
プラントベースの潮流は間違いなくZ世代に受け入れられそう!
アメリカで出したら、間違いなく売れる。はず。笑
まとめ:プラントベースの潮流はラーメン業界にも…
今回はプラントベース赤丸、白丸を比較レビューしました。
まとめると、
- スープの完成度は100点。おいしい。
- 具材は昨年より炙り感が出てブラッシュアップ!
- 麺はさらなる食感の改善に期待。
といった感じです。
2022年もプラントベースの潮流はさらに進みそうです。
一風堂の挑戦と創造がラーメン業界に驚きを与えそう!
大豆ミートラボでは、大豆ミートに限らず、プラントベース食を幅広くレビューしています。
例えば、ラーメンならヴィーガンヌードルを全6種食べ比べ中。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
今回は以上となります。