サステナブルな野菜のサブスク7社比較»確認する

【評判】オムニミートとは?ヴィーガン向け代替肉の決定版!食品研究者が本音レビュー

当ページのリンクには広告が含まれています。
ユウ

完全プラントベースの大豆ミート「オムニミート」が発売されました!

「オムニミートってなに?」

「大豆ミート気になるけど、正直美味しくない、、、」

「美味しい大豆ミートが食べたい!」

って方はいませんか?

本記事では、香港発の食品ベンチャー「グリーンマンデー」が開発した「オムニミート」について徹底解説します。

結論、今まで食べた大豆ミートの中では美味しさ、特に食感の再現性がNo.1でした。

今まで大豆ミートに裏切られたひともぜひ最後までお読みください。

読みたい場所をタップ

ヴィーガン対応してる?オムニミートとは?スペックを徹底解説

オムニミート
オムニミートパッケージ

オムニミートとは植物性(プラントベース)のひき肉です。

えんどう豆、大豆、しいたけ、米の植物性たんぱく質をブレンドした植物性代替肉のひとつ。

近年高まるプラントベースフードとして、スーパーから通販まで販売されています。

  • 商品概要
  • 原材料
  • 添加物
  • 栄養成分

について順番にサクサク紹介していきますね。

オムニミートの商品概要

オムニミートの商品コンセプトは以下のとおり。

①味 ②舌触り ③栄養価 ④価格のバランスを重視したクオリティ

袋から取り出してそのまま料理できる!

揚げ・焼き・蒸し・煮込みなど自由自在

プラントベース原料のみ使用

コレステロールゼロ

飽和脂肪酸96%減

カロリー70%減

カルシウム267%アップ

鉄分14%アップ

遺伝子組み換え原材料不使用

MSG(グルタミン酸ナトリウム)不使用

引用元:見た目も味もまるでお肉!?な代替肉旋風の火付け役ブランド!『オムニミート(OmniMeat) 』から待望の<使い切りサイズ>が新発売

もうこれでもか!っていうくらい訴求ポイントが多いですが、動物性原料が一切使用していないのが特徴です。

ユウ

完全ヴィーガン対応で、認証機関のヴィーガン人認証も得ています!

価格は230gで¥590(税別)で2021年1月18日に発売されました。

海外の製品ですが、日本ではアリサン有限会社という、オーガニック食品などを取り扱う商社さんが輸入して販売されています。

さらに、実はハラル認証を取得した原材料を使ってできているので、イスラム教の人も食べることができる、まさに完全プラントベースフードです。

原産国

タイ

原産国はタイですが、開発はカナダで行われています。

グリーンマンデー社という香港のサステナブルフードを開発しているメーカーですが、カナダに研究所をもっています。

オムニミートもカナダの研究チームが2年かけて誕生しました。

原材料

植物たんぱく(大豆たんぱく、えんどう豆たんぱく、米たんぱく、しいたけ)、酵母エキス、マルトデキストリン、じゃがいも澱粉、砂糖、食塩、麦芽抽出物、ブドウ糖

たんぱく原料は、大豆だけでなく、えんどう豆、米、しいたけなどが配合されています。

日本の大豆ミートは、卵白などの動物性原材料が多いのですが、

完全植物性原材料しか使用していないのでヴィーガンも安心して食べることができますね。

添加物

増粘剤(メチルセルロース)、香料、着色料(ビートレッド)

添加物も代替肉にしては少なめで、3種の表示を確認しました。

メチルセルロースってなに?

増粘剤のひとつ。セルロースと言われる植物の細胞壁の構成成分が少し加工された添加物です。

食品には2.0%以下しか使用してはいけないルールがあり、1960年に日本で添加物の認可がおりました。

加熱状態でもゲル化するので、加熱調理されるミンチに入れることで加熱後もしっかり肉の食感を残す目的で使用されると考えられます。

ちなみに、普通の増粘剤は加熱するとゲル化が弱くなり、水が出てベチャベチャになります。

植物性たんぱくは食感が悪いので、増粘剤はさすがに外せない添加物です。

メチルセルロースで食感、香料で肉っぽい風味、着色料で肉っぽい赤身、を表現しています。

日本の大豆ミートを知りたいよって人はぜひ、スーパーで手に入る大豆ミートをお試しください。

以下よろしければご参考にどうぞ。

栄養成分(100gあたり)

  • 熱量 74kcal
  • たんぱく質 12.1g
  • 脂質 0.7g
  • 飽和脂肪酸 0g
  • トランス脂肪酸 0g
  • 炭水化物 7.2g
  • -糖質 2.6g
  • -食物繊維 4.6g
  • 食塩相当量 0.79g

一般的な大豆ミートよりも低カロリーで、食物繊維が豊富に入っています。

以下に一般的な大豆ミートや牛肉、豚肉の栄養成分をセットで紹介しているので、せひ比較してみてください。。

100gあたり大豆ミート牛肉もも赤肉豚肉もも赤肉
エネルギー(kcal)91193128
たんぱく質(g)13.921.322.1
脂質(g)0.610.73.8
糖質(g)4.20.60.2
食物繊維(g)3.500
ナトリウム(g)1864850
コレステロール(mg)07066
出典:文部科学省「日本食品標準成分表2015(七訂)」から一部抜粋

オムニミートを使ってみた!食品品研究者が徹底レビュー

オムニミートを調理レビュー

というわけで、オムニミートをヴィーガン向けスーパーの「ナショナル麻布」で手に入れてきました。

スーパーでの取り扱いは少ないのですが、公式サイトで随時アップされているので、気になる人はぜひご覧ください。

>>オムニミートの取り扱い店舗を探す

今回は、オムニミートで、麻婆豆腐と炒めものを調理してみました。

結論から言うと、日本の大豆ミートを超えていました。

食感のレベルが高く、今まで食べた大豆ミートの中で食感No.1です。

サクサクレビューしていきます。

オムニミートで麻婆豆腐

オムニミート

麻婆豆腐はクックドゥで調理しました。

ひき肉感がどう出るかしっかり焼くところから紹介します。

オムニミートを炒め中

オムニミートは冷凍なので、冷蔵解凍してつかうのですがややくっつきやすく、フライパンの上でもカタマリになりやすいです。

しかし、ネギや豆腐をいれてソースで煮含めると見た目も完全な麻婆豆腐になりました。

オムニミートで麻婆豆腐

一番、気になっていた食感もかなりジューシーで、本当の肉に近い味わいに驚きました。

オムニミートでカンタン野菜いため

オムニミートで炒めもの

次に、冷蔵庫に残った食材でも普通のひき肉のように使えるか検証です。

豆苗と余ったネギ、卵などを鶏がら粉末と塩コショウでカンタンに炒めました。

こちらもかなり食感がよく、日本の代替肉の上をいく美味しさでした。

確かに、日本の大豆ミートと比較すると高めですが美味しさは確かなものです。

Amazonでも取り扱いがあるのでぜひ気になる方はお試しください。

オムニミートの口コミ評判まとめ

オムニミートの口コミ

最後は世間の口コミ評判です。

僕だけのレビューだけでなく、世間の口コミをTwitterでまとめました。

まさかの河野大臣もオムニミートに驚いてましたよ!

口コミからも「食感」の良さ、肉のようなジューシーさに関するコメントが多いことを確認しました。

日本の大豆ミートよりもワンランク上の美味しさですね。

今までの大豆ミートで満足できなかった人はぜひお試しください。

最後に:オムニミートは日本でも発売が広がるはず

オムニミートは正直、価格面で日本の生活者にフィットしているかは微妙です。

230gで¥600ほどなので結構割高に感じるひともいるのではないでしょうか?

しかし、コストが下がってくるとかなり販売が広がることが想定されます。

実際にあのオイシックスでもオムニミートの発売が決定しました。

美味しさは確かなので、そもそも大豆ミートって本当に上手いのか?

って人はぜひ試してみてくださいね。

今回は以上です!

読みたい場所をタップ