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【経験談】ロッテリアの大豆ミートは最悪?食品メーカー9年の僕が徹底解説

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「ロッテリアのソイパティバーガーが定番になったらしい、、、美味しいのかな?」

「ソイパティだと味のインパクトが弱そう、けどダイエットにはいいのかな?」

「正直、ドトールのは美味しいけど和風過ぎてあんまり…」

こんな疑問を抱えていませんか?

最近話題の大豆ミートバーガー、各社がどんどん参入しています。

しかし、本当に美味しいのか?カロリーが低いのか?

色々気になりますよね。

今回は、大豆ミートバーガーを5社以上比較したことがある僕が徹底レビューします。

ユウ

僕は食品メーカーで味作りの仕事をしているので、食品評価には自信があります!

それでは、ぜひ最後までお読みください。

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ロッテリアの大豆ミートバーガーは最悪?食品研究者が徹底レビュー

ロッテリアバーガープレート

というわけで、今回はロッテリアに足を運び、ソイ野菜バーガーを頂きました。

ここでは、

  • コンセプト
  • レビュー
  • 大豆ミート製造元

について解説します。

コンセプト詳細

まず、ソイ野菜バーガーのコンセプトを確認しました。

大豆を主原料として肉に近い食感を再現した「ソイパティ」に、レタス、トマト、スライスオニオンをトッピングし、カロリー約50%カット&ノンコレステロールのマヨドレッシングとケチャップで味付けした、カロリー約260kcal(単品)のヘルシーながら食べごたえのあるソイバーガー。

引用元:ロッテリア公式サイト「ソイ野菜バーガー」

食品はコンセプトが本当に大切です。

例えば、

  • 肉に近い食感を再現したソイパティ
  • カロリー約50%のマヨドレッシング
  • カロリー約260kcal

などに惹かれる人もいるのではないでしょうか?

ハンバーガー食べたいけど、カロリーが気になる人はロッテリア一択です。

なぜなら、他社の大豆ミートバーガーよりカロリーが最も低いからです。

ロッテリア260kcal
モス330kcal
ドトール308kcal
フレッシュネス272kcal
バーガーキング673kcal
※大豆ミートバーガーを5社比較

ソイ野菜バーガーを食べてみた!

ロッテリア ソイ野菜バーガー

今回はソイパティバーガーの中でも「ソイ野菜バーガー」を実食しました。

実は、ソイパティを使ったバーガーは2021年7月時点で3種類あります。

  • ソイ野菜バーガー
  • ソイ野菜チーズバーガー
  • ソイBBQチーズバーガー

です。

しかし、中でもカロリーが最も低く大豆ミートバーガーを最初に食べるなら「ソイ野菜バーガー」ということで選びました。

見た目は写真の通り、普通のハンバーガーですが、

  • 低カロリーとは思えない満足感
  • レタス、トマト、オニオンがたっぷり
  • 大豆パティは香辛料が効いている

って感じでした。

低カロリーなのでダイエットしている人にピッタリのハンバーガーです。

しかし、パティの肉っぽさは弱く、香辛料でごまかしている感じがしました。

レビュースコアは以下のとおり。

レビュースコア
総合満足度(3.5)
代替肉レベル(3.0)

総合満足度は1.0〜5.0でまずい〜美味しいと、味覚を仕事にしている僕の主観です。

なお、代替肉レベルは著書「フードテック革命」を参考に5段階でチェックしています。

【代替肉レベル1;「肉の代用品」】

特徴/豆腐ハンバーグなど、肉を他のもので置き換えており、味わいからして自分が食べているものが肉ではないことが明確なもの。置き換えた食材自体の体験や価値も重視される。

【代替肉レベル2;「肉もどき」】

特徴/肉の食感を中心に再現したもの。素材の持つ栄養素や健康的な要素が価値となる。乾燥大豆ミートやセイタン(小麦グルテンを主原料とした食品)など、肉っぽさはあるものの、肉の香りなどはせず、乾燥した食材を湯で戻して調理するなど、肉とは異なる体験が残る。

【代替肉レベル3:「肉に近い喫食体験」】

特徴/ベジバーガーなど、肉の食感だけでなく味も再現しようとしたもの。ただし肉の香りはせず、ベジタリアン向け。肉付きの人々を満足させるには至らない。

【代替肉レベル4:「肉と同じ調理~喫食体験」】

特徴/インポッシブルフーズやビヨンドミートに代表される植物性代替肉。”鮮肉”としての状態で販売され、調理すると赤身が茶色く変化し”肉汁”とアロマが広がるなど、調理体験まで肉と同じにしているもの。味わいや食感も本物の肉と大きく変わらず、肉好きの人にとっても満足度が高い。また、調理・喫食いずれにおいても変化は求められない。それでいて環境にいいなど、倫理的な満足感も得られる。低カロリーやゼロコレステロールなど、機能として肉に勝る部分もあるものの、塩分が多いなど、健康的な食品とは言えない面がある。

【代替肉レベル5:「肉以上の機能性」】

特徴/最先端プレーヤーが目指しているレベル。調理・喫食体験が本物の肉と変わらないうえ、肉以上の栄養素た保存性を実現したもの。もちろん、健康的な価値も担保されている状態。

引用元:フードテック革命(日経BP)Chapter 4 「代替プロテイン」の衝撃より

大豆ミートの製造元

現時点では、ロッテリアのソイパティ製造元は「不二製油」です。

不二製油は一般消費者にはあまり知られていませんが、実は大豆を加工する高い技術をもつ大手食品メーカー。

BtoCでは有名ではないですが、BtoBではかなり有名な会社です。

ちなみに、フレッシュネスは日本の大豆ミートメーカー「DAIZ社」、バーガーキングではオーストラリアの代替肉メーカー「v2food」が作っています。

>>フレッシュネスの大豆ミートバーガーレビューはこちら

>>バーガーキングの大豆ミートバーガーのレビューはこちら

ロッテリア大豆ミートバーガーのスペック詳細

ロッテリアソイ野菜バーガー

というわけで、ここではロッテリアのソイ野菜バーガーのスペックをしっかり確認します。

  • 栄養成分
  • 価格
  • アレルギー情報

の以上3点です。サクサク解説します。

栄養成分

成分ソイ野菜バーガーソイ野菜チーズバーガーソイBBQバーガー
カロリー260302302
たんぱく質9.311.7未掲載
脂質9.312.7未掲載
炭水化物32.833.0未掲載
食塩相当量1.82.1未掲載
※いずれも1個あたり

栄養成分情報は随時更新されるので、気になる人は公式サイトを御覧ください。

野菜たっぷりなのでカロリーは低めです。

価格

ソイ野菜バーガー¥403
ソイ野菜チーズバーガー¥429
ソイBBQバーガー¥400
※いずれも10%の税込み

大豆ミートバーガーの中では中程度の価格です。

ちなみに、フレッシュネスバーガーやバーガーキングは軽く¥500は超えますよ。

アレルギー情報

  • 小麦
  • 乳成分

ということで、完全にプラントベースではありません。

さらに、ロッテリアはえび、かにを使ったメニューを販売しているので、えび、かにの混入の可能性もあります。

気になるひとは公式の参考サイトを御覧ください。

>>参考サイトはこちら

ロッテリアの大豆ミートの口コミをご紹介

というわけで、最後に口コミをまとめてみました。

僕は専門家目線のレビューにどうしてもなっていまうので、必ず一般の方のコメントも確認しています。

悪い口コミ3選

まず、悪い口コミですが本当に少なくて困りました。

個人的にはパティはそんなに肉っぽさを感じませんでしたが、Twitter上では悪い口コミがほぼありません。

「逆に肉っぽくてあまり好きではない」みたいな口コミもあるぐらいです。

香辛料が効いているのがハンバーガーにはポイントなのかもしれません。

良い口コミ3選

次に良い口コミですが、

  • カロリー低いのにボリュームあり
  • スパイシーで美味しい
  • 普通に肉っぽい

っているコメントが確認されました。

大豆ミートですが、香辛料をうまく活用してハンバーグとしての美味しさを作っているところが評価されています。

まとめ:ロッテリアのソイパティは世間では大人気!

いかがでしたか?

大豆ミートバーガーはNo.1チェーンのマクドナルドでは販売されてないですが、

ロッテリアはうまくソイパティを設計して美味しいバーガーを世間に届けていることが分かりました。

個人的にはもう少し肉っぽさがほしいところですが、世間の評価はかなり高いです。

ロッテリアは出前館とも提携しているので、デリバリーでもおすすめです。

ぜひお試しください!

というわけで、今回は以上となります。

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