【比較】大豆ミートのカロリーは高い?市販品3種で検証しました!
「大豆ミートって健康に良さそうだけど、カロリー低いのかな?」
「意外とカロリー高かったりして、、、」
「大豆ミートを使った低カロリー商品が知りたい」
こんな疑問を抱えていませんか?
今回は大豆ミートのカロリーを市販品3種で徹底比較しました。
結果、各社バラツキがありましたが、ハンバーグやウインナーなど普通は肉汁や油がたっぷり入ったメニューでは低カロリーなことがわかりました!
メニューによって元々高カロリーなものは大豆ミートに置き換えることで、たんぱく質はそのままにカロリーをへらすことができますね。
なお、大豆ミート自体のカロリーは食品標準成分表によると100gあたり91kcalです。
大豆ミートを様々な視点で比較しましたので、ぜひ最後までお読みください。
大豆ミートのカロリーは100gあたり91kcal
大豆ミートのカロリーは100gあたり91kcalです。
※文部科学省の日本食品標準成分表2015年(七訂)から引用しました。
ここでは、大豆ミートについて、
- 牛肉や豚肉と比較
- 他の大豆加工品と比較
についてサクサク解説します。
牛肉や豚肉と比較すると低カロリー
100gあたり | 大豆ミート | 牛肉もも赤肉 | 豚肉もも赤肉 |
---|---|---|---|
エネルギー(kcal) | 91 | 193 | 128 |
たんぱく質(g) | 13.9 | 21.3 | 22.1 |
脂質(g) | 0.6 | 10.7 | 3.8 |
糖質(g) | 4.2 | 0.6 | 0.2 |
食物繊維(g) | 3.5 | 0 | 0 |
ナトリウム(g) | 186 | 48 | 50 |
コレステロール(mg) | 0 | 70 | 66 |
日本食品標準栄養成分表によると、大豆ミートのカロリーは91kcalです。
牛肉より50%以下のカロリーで、植物なので食物繊維もとれます。
そもそも大豆ミートが注目されるのは、大豆の栄養バランスがかなり優れているからです。
炭水化物が多いように見えますが、そのうち17.9gが食物繊維です!
日本では、大豆を加工して食べることが多く、
- しょうゆ
- みそ
- 豆腐
- 納豆
- 豆乳
- 大豆油
- 枝豆
- もやし
などなど、大豆を食べない日はほとんどないですよね。
低カロリーで栄養バランスの優れた大豆。
「大豆ミート」として活用されるのも納得ではないでしょうか。
大豆加工品と比較するといかに?
100gあたり | カロリー |
---|---|
豆腐 | 56kcal |
納豆 | 190kcal |
えだまめ | 118kcal |
大豆ミート | 91kcal |
大豆加工品と比較すると、豆腐よりは高く、納豆や枝豆よりは低いですね。
大豆を加工した食品は多いですが、大豆ミートは適度に加工されたものが多いのが特徴です。
なお、大豆ミート自体は脱脂加工大豆という、大豆から大豆油を搾った後の絞り粕から作ることが多いのですが、近年は発芽大豆から大豆ミートを作るメーカーが登場しました。
その名もDAIZ社です。
ってな感じで、大豆ミートの定義が定まっていないので、カロリーが気になるヒトは製品パッケージの「栄養成分表示」を見るのがオススメです。
2015年から栄養成分表示が義務化され、市販品には必ず表示がありますよ。
ちなみに、大豆ミートは加工度によっても添加物が多かったり、少なかったりするので気になるヒトは以下記事をどうぞ。
大豆ミート市販品3品のカロリーを徹底比較!
というわけで、実際に大豆ミートを使った市販品の栄養成分表示をチェックして比較しました。
対象カテゴリーは以下のとおり。
- ハム
- ハンバーグ
- ウインナー
順番にサクサクいきますね。
大豆ミートのハムで徹底比較
大豆ミートで作ったハムタイプは、2021年8月時点で日本ハムと大塚食品から発売されています。
カロリーは以下のとおりでした。
メーカー | カロリー |
---|---|
日本ハム | 127kcal |
大塚食品 | 126kcal |
普通のロースハム | 127kcal |
カロリーは大豆ミートも普通のロースハムもあまり変わりませんね。
ハムの場合、大豆ミート製品が低カロリーとはいえないですね。
ハムの場合は、カロリー差がないのが結論です。
大豆ミートのハンバーグで徹底比較
大豆ミートで作ったハムタイプは、2021年8月時点で様々なメーカーで発売されています。
大豆ミートといえば、ハンバーグですね!
メーカー | カロリー |
---|---|
日本ハム | 251kcal |
伊藤ハム | 193kcal |
大塚食品 | 183kcal |
無印良品 | 347kcal |
普通のハンバーグ | 242kcal |
意外と各社でバラツキがあるのですが、単位あたりのカロリーは大塚食品のデミグラスハンバーグが最も低カロリーです。
なお、単位あたりカロリーが高くても、少量でパッケージングされているので、お好みの量で調節してくださいね。
例えば、無印の大豆ミートハンバーグは単位あたりカロリーは高いですが、そもそも1パック80gで、198kcalです!
大豆ミートのウインナーで徹底比較
ウインナーは大手メーカー品が少なく、大塚食品のみでした。
メーカー | カロリー |
---|---|
大塚食品 | 273kcal |
普通のウインナー | 397kcal |
ウインナーは圧倒的にカロリーが低いですね。
リアル肉で市販されているウインナーは油が多いので高カロリーですが、大豆ミートをうまく使うことでカロリーが抑えられています。
ウインナーはプラントベースの輸入品が出ているみたいなので、どんどん入手していきますね。
まとめ:大豆ミート本来は肉より低カロリーで栄養バランスが良い
今回は大豆ミートのカロリーについて、
- リアル肉
- 大豆加工品
- ハム
- ハンバーグ
- ウインナー
など徹底的にカロリーを比較しました。
大豆ミート本来は肉よりもカロリーが低く、栄養バランスが良いことがわかりました。
一方、加工品はメーカーによってカロリーにバラツキがありましたね。
大豆ミートにもメリット、デメリットがあります。
今後はカロリーだけでなく、他の栄養分についても紹介していきますね。
というわけで、今回は以上となります。